ITエンジニアの種類「インフラ系エンジニア」

何を目指す?ITエンジニアの種類

【インフラ系エンジニア】

【インフラ系エンジニア】 「私たちの生活を支えるインフラ系エンジニアの仕事」

ネットワークエンジニアについて

機器同士を接続するスイッチやルーター、回線系の接続やネットワークシステムを構築するエンジニアのことを「ネットワークエンジニア」と呼びます。システムの設計プロセスやプロジェクトに参画し、システムの構築や保守と運営までの全てを補っている重要なポジションです。そのためネットワーク機器についての知識とスキルを求められるだけではなく、クライアントへのヒアリングや提案書の説明といったコミュニケーション能力も大切なスキルです。
ITインフラを担当するネットワークエンジニアは、インターネットが普及しスマートフォンを使用する人が増えている昨今において年々需要が高まっています。ハードウェアについての知識やスキルが求められることから常に人材が不足していると言われており、ニーズは一定して高い水準にあります。それに伴ってクラウド系を含むネットワークについて日々勉強しスキルアップしていくことは、ネットワークエンジニアとして働くのであれば必要不可欠です。

データベースエンジニアについて

企業やクライアントが保有する機密データなどの保管や運用、システム構築を担当しているのがデータベースエンジニアです。一般的なデータを管理するソフトウェアでは取り扱いが困難なほどの巨大で複雑なビッグデータを管理し、活用できる人材が近年人気を集めています。データベースサーバをクラウドに置くことも増えている最近では、クラウド型データベースについて精通していることが求められるようになりました。

セキュリティエンジニアについて

セキュリティエンジニアは、情報セキュリティの専門的な知識を活かしシステムの設計や構築と運用を行う、セキュリティのスペシャリストと呼ばれる仕事です。クライアントにセキュリティシステムを提案し、必要な機器や運用形態、運用するネットワークの状態などを考察したうえで、セキュリティシステムを設計し実装します。
企業情報の漏洩が許されない責任重大なセキュリティエンジニアは、サイバー攻撃の可能性や侵入を懸念したうえでセキュリティシステムを組み立てる高度なスキルが求められます。またエンジニアとしてのスキルだけではなく、人としての信頼性などのヒューマンスキルも非常に重要です。
サーバエンジニアやネットワークエンジニアとしての経験を積み、キャリアアップとして目指すのがセキュリティエンジニアです。高度なセキュリティ知識とスキルを持つセキュリティエンジニアは圧倒的に不足しており、長期間人手不足が続いていますが、デジタル化が進む昨今において今後も需要の高い仕事です。エンジニアとしてスキルアップしたい方は挑戦してみましょう。