どんな働き方？ITエンジニアに転職

エンジニアの働き方について

一口に「ITエンジニア」と言っても、システムエンジニアとWebエンジニアの働き方は異なります。在宅ワークやリモートワークでの働き方が可能な職場や、働く時間を自分で決められるフレックスタイム制の職場もあります。働き方を自分で自由に選択できる時代になっている昨今、エンジニアの働き方もさまざまです。これからはリモートワークができる仕事が増えていくことにより、オフィスを持たない企業も増加していくでしょう。語学力があれば、エンジニアとして海外で働くことも可能です。自分に合った働き方を見つけてみましょう。

会社員として

安定して働きたいのであれば会社に所属して働くのがおすすめです。大手企業やベンチャー企業に関わらず、社員研修が充実している会社は増えているため、スキルアップやキャリアアップを目指しやすい環境です。固定給料制なので収入面は安定しており、社会保険などの福利厚生制度も整っているので自分の仕事に専念することができます。
また、フリーランスのエンジニアよりは会社員の方が社会的信用度は高いです。上司や先輩がいるため周囲に相談したりアドバイスをもらいながら仕事を進められますが、人間関係で悩んでしまうケースも多いため注意が必要です。

派遣として

派遣エンジニアとして働く選択肢もあります。派遣とは派遣会社に登録し、そこから派遣された派遣先企業で働く雇用形態のことを言います。この雇用形態は同じ会社でずっと働く可能性は低いです。IT業界はどんどん拡大し、どの会社も人材確保に取り組んでいるためさまざまな会社で働くことになります。派遣先で新しい知識を学ぶことができるため、その都度勉強しインプットすることで自身のスキルアップにつながります。
派遣の場合、自分の働きたい時間や期間で働くこともできるので、子育てや家族の介護など家庭の事情がある場合も無理せずに続けられます。しかし雇用期限には上限があるため、自分にとって条件の良い働きやすい会社に出会えたとしても派遣のまま働き続けることはできません。

フリーランスとして

エンジニアとしてキャリアアップを目指すなら、フリーランスとして働くことを考える人もいると思います。フリーランスのエンジニアは個人事業主として企業と契約を結びます。会社に属さないため仕事内容や勤務場所を自分で決めることができます。プライベートの時間を作りやすいメリットがありますが、収入が不安定になるデメリットもあります。
また、仕事の受注から自身のマネージメントまで、業務に関わる全てのことを自分で行う必要があります。大変なイメージがありますが他人任せにできない分、経営者としての経験や考え方、自己管理能力などのエンジニアとしての技術スキル以外のことを身に付けることができます。