ITエンジニアの適性検査

何を目指す?ITエンジニアの種類

適性検査を受けてみるのもおすすめ

適性検査を受けてみるのもおすすめ 「3つのエンジニア適性検査と特徴について深掘りしてみよう!」

CABについて

「CAB」とは「Computer Aptitude Battery」の略称で、システムエンジニアやプログラマーの採用試験などに使われる適性検査です。受験方式には試験会場で受験する筆記試験とパソコン上で受験するWeb試験の二種類があります。どちらの受験方式にするかは受験者が選択できます。試験内容は同じで「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」「性格」の項目があります。
この試験で論理的思考力やチームワーク力、職業適性の有無も診断することができます。試験時間は短く、限られた時間で回答しなければなりません。事前に過去問題などを受けておき、試験に慣れておくとスムーズに解くことができるでしょう。

GABについて

「GAB」とは「Graduate Aptitude Battery(総合適性診断テスト)」の略称で、より広範囲でエンジニアとしての高い能力を診断する適性検査です。GABは新卒総合職の採用を目的に開発されたもので、CABと比べるとより多くの職業に対応しています。
また、CABは図形などが中心に問題が出題されますが、GABは文章の読解力を問う問題が多く出題されます。言語や係数などの知的能力、バイタリティとチームワークが予測可能で、営業や研究開発などの職務適性も予測できます。さまざまな能力や適性を診断できることが特徴の適性検査です。

ATPPについて

「ATPP」は、ニューヨークに本社があるコンピュータ関連企業「IBM」が開発と提供をしているエンジニア向けの適性検査です。算数や数学の問題でエンジニアの適性を判断することができます。
具体的な試験内容は「さまざまな文字を含んだ5×5のマトリクス」「数列」「算数」です。試験時間はとても短くスピードが求められます。過去問題が公開されていないため事前にATPPの問題をチェックすることはできませんが、CABと似た内容が多いため、試験対策としてCABの過去問題を解いてみると良いでしょう。

エンジニア適性検査を受けられるサイトについて

まずは気軽に受けられるWeb上での適性検査を通して、自分がエンジニアに向いているかどうかを考えてみましょう。Web上で受験できるエンジニア適性検査を二つ紹介します。
一つ目は「一般財団法人 エンジニアリング協会」が提供している適性検査です。エンジニア業界への適性を、15個の設問に回答することで診断できます。難易度の高い知識や計算は不要で、シチュエーションに伴ってどんな行動を取るかを選択肢の中から回答していく形式です。

二つ目は「Geek Job」です。Geek Jobのエンジニア適性検査では「エンジニア適性」「転職後の想定年収」「プログラミング適性」の三つのことがわかります。診断内容はシンプルで、所要時間は約7分で簡単な設問とテストに回答するだけです。